アコヤ真珠の養殖について(第2回)

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②魔の1996年

宇和海などで真珠養殖が始まってほぼ100年経った1996年頃、真珠養殖のほとんどがおこなわれている西日本で、真珠の母貝であるアコヤ貝(マザーオブパール)に「赤変病」というウィルス感染症が広がりました。40年以上経った現在においても未だに原因は不明ですが、これにより真珠の生産は1/3に減少し、さらに養殖用アコヤ貝が75%も減少するという非常事態が発生したのです。それ以降、アコヤ貝はウィルスに強い遺伝子を持つものを選抜し育てるようになりました。さらに宇和海全域で海をきれいにする運動が活発になり、宇和海は日本でも有数のきれいな海になりました。もとろんそれは今でも続けられています。それでも真珠の生産量はピーク時だった1960年代の約1/6に減少しています。
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